【統合失調症】初診は45年以上前。カルテ開示で16歳当時の記録を発見し、障害基礎年金2級を受給できた事例(20歳前傷病)

ご家族様(妹様)からの声

「兄は全く手続きができる状態ではなく、妹の私が代わって進めることになりました。しかし初診日が45年以上も前の16歳の頃で、『本当にそんな古い記録が残っているのか』『どうやって証明すればいいのか』と最初は不安でいっぱいでした。

しかし、担当の但馬さんにLINEで相談すると、『当時の記録を探すために、病院へカルテ開示請求をしてみましょう』とご提案くださり、その後もどんなに細かい疑問にもすぐに分かりやすく答えてくださいました。日中は兄のサポートや自分の生活で忙しい中、このように細かい点もLINEですぐに教えていただき、その日のうちに不安を解消できたことが、私にとって本当に大きな安心につながりました。

ここまでこれたのも但馬様が尽力してくださったからです。心から感謝しております。兄は来週、単科の精神科病院へ転院する事になりました。これから生活に必要なことを身につけてグループホームで暮らせるように訓練するそうです。私も先が見えてきて安堵しています。困ったことがあったらまたご連絡します。ありがとうございました。」

 

相談者

60代 男性

病名:統合失調症

結果:障害基礎年金2級に認定

受給金額:年額83万円

相談時の状況

60代男性のお兄様について、同居されている妹様からのご相談です。
お兄様は中学生の頃から幻聴や悪口が聞こえるように感じ、16歳の時に初めて地元の大学病院の精神科を受診し「統合失調症」と診断されました。その後、親御さんの転勤に伴って何度も引っ越し、全国各地の医療機関を転々としながら治療を続けてこられました。
大人になってから再び地元に戻り、16歳の頃に受診したのと同じ大学病院で長年治療を継続されていました。

しかし症状は慢性化しており、昼夜逆転の生活が続き、金銭管理や買い物、身の回りの清潔保持など、日常生活のすべてにおいて妹様の全面的な介助がなければ生活が成り立たない状態でした。お兄様は他者との意思疎通も困難であり、ご高齢となったお兄様の将来の生活や施設入所なども見据えて、妹様が当センターへご相談にお越しくださいました。

当事務所の対応と結果

今回のお手続きにおいて最大の壁となったのが、「16歳当時(45年以上前)の初診日の証明」でした。
本件は20歳より前に発症しているため「20歳前傷病」としての請求となりますが、初診からすでに45年以上が経過しています。通常、カルテの法定保存期間は5年であるため、これほど古い記録が残っている可能性は極めて低いのが現実です。

しかし、お兄様が親の転勤で各地を転々とした後、「地元に戻って初診の大学病院を再受診し、近年まで通院していたこと」に着目しました。近隣の大学病院はカルテを長期間20年程度保存しているケースがあるため、「最後の受診(終診)からは20年経っていないのであれば、過去の古い記録も一連のカルテとして保存されているのではないか」と推測したのです。

まずはダメ元で病院へ「受診状況等証明書(初診日証明)」の作成を依頼しましたが、やはり発行された書類には直近の受診歴しか記載されていませんでした。
そこで諦めず、今度は「カルテの開示請求」を行ってみました。すると見事に、16歳当時の受診状況を克明に記した古い手書きカルテが発見されたのです!

その開示されたカルテを根拠に、再度医師へ受診状況等証明書への追記をお願いし、無事に「20歳前」の初診日を客観的な記録で証明することができました。

また、ご本人様とはご病状により直接のやり取りが全くできなかったため、妹様とLINEを通じて密に連携を取りました。お忙しい妹様のご負担を最小限に抑えるべく、細かな疑問にもLINEで即座にお答えし、安心して手続きをお任せいただけるよう徹底して伴走いたしました。

結果

初診日証明の極めて高いハードルを乗り越え、無事に「20歳前傷病」の事後重症請求として、障害基礎年金2級の受給が決定し、年額 831,700円を受給できることになりました。

受給決定後、お兄様は単科の精神科病院へ転院し、将来的にグループホームで暮らせるように生活訓練をスタートされることになりました。障害年金という安定した経済基盤ができたことで、ご家族の負担が大きく軽減され、お兄様の自立に向けた新しい一歩を踏み出すことができた大変意義深い事例です。

社労士からひとこと

障害年金の申請において「初診日の証明」は絶対に避けては通れない要件です。しかし、今回のように初診が何十年も前の場合、「病院に当時の記録がないと言われた」と申請そのものを諦めてしまう方が後を絶ちません。

ですが、転院の履歴や再受診のタイミングを丁寧に紐解き、「カルテ開示請求」という手段を講じることで、思わぬところから過去の記録が発見されるケースがあります。最初の証明書依頼で直近のことしか書かれなかったとしても、そこで諦めずに別の切り口を探すのが私たち専門家の役割です。

また、ご本人様が病気のため手続きを進められない場合でも、ご家族様のサポートがあれば申請は十分に可能です。「初診日が古すぎて分からない」「本人が手続きできず困っている」という方は、決して一人で抱え込まず、当センターへお気軽にご相談ください。あらゆる手段を尽くして、受給に向けた最適なサポートをご提案いたします。

 

 

お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください

当オフィスを運営するRay社労士オフィスの但馬 彰と申します。

私の子どもは身体障害者手帳と療育手帳の交付を受けています。
子どもの障害者手帳を受け取ったときに感じた悩みや不安、孤独を今でも忘れません。
社労士として、日本の社会保障制度が手厚い一方で複雑であることも理解しています。そのため、皆さまが抱える悩みや不安は私以上に大きいのではないかと感じています。

このような経験から、同じような思いをされている方々のお役に立ちたいとの想いで、Ray社労士オフィスを立ち上げました。
「Ray」は「光」を意味し、悩みを抱える皆さまにとって一縷の光となりたいという願いを込めています。
私の子どものように、障害者手帳が障害年金受給の条件ではありませんが、多くの手帳を持つ方に障害年金の可能性があるのは確かです。
社労士として、また障害を持つ子の親として、困っている方々をサポートするために、この障害年金支援を事業化しました。

当オフィスでは、障害年金の申請サポートだけでなく、皆さまの言葉に耳を傾け、心配事や将来の不安、理想の暮らし方など、あらゆる思いをお聞きします。
その思いを実現するために、私の知識と経験、そして専門家のネットワークを最大限に活かし、皆さまの不安を解消し、人生を楽しむきっかけづくりをお手伝いします。
障害年金を受給するかどうか迷っている方も、どうぞお気軽にご相談ください。
一緒にお話をする中で、最適な方向性が見えてくるかもしれません。
安心して暮らせる明日を一緒に築きましょう。

 

お気軽にお電話ください

お急ぎの方はお電話でお問い合わせください、お電話の方がスムーズです。

下記をタップすると、電話が繋がります。

当事務所の無料相談会をご利用ください!

当事務所は、お客様の障害年金に関わるすべてのお悩みに

お答えさせていただきます。

特にその中でも受給できる可能性のある年金に関して

丁寧にアドバイス・申請サポートさせていただきます。

 

社労士に依頼するのはハードルが高い?

A:そんなことはございません

相談の流れ

  1. 状況のヒアリング

    まずはお客様の状況を30分ほどお伺いします。

  2. 専門家のアドバイス

    障害年金に関するご質問にお答えし、受給の可能性や受給のポイントをお伝えします。

  3. 手続きの流れ説明

    障害年金を申請する流れや、当事務所のサポート内容をご説明します。

無料相談の予約

お名前(必須)

ふりがな

メールアドレス(必須)

電話番号(必須)

生年月日

ご住所

性別

傷病名

ご相談内容

まずはページ下部のお電話、問い合わせフォーム、またはLINEでご予約ください。

メールでのお問い合わせはこちらから

TEL:070-9015-5632

電話受付時間: 平日9:30~16:30(20:00~22:00 は電話・メール・オンライン対応可能)
面談: 土曜応相談

 

ご相談内容について

専門家としてお答えするために、以下の項目を最初にお伺いします。

  1. お名前
  2. 生年月日(年齢)
  3. 電話番号
  4. 住所
  5. 初診日(医療機関に初めて受診した日)
  6. 加入年金制度の種類と加入状況
  7. 傷病名(診断された傷病名)

Ray社労士オフィスの無料相談会をご利用ください!

当事務所は、お客様の障害年金に関わるすべてのお悩みにお答えいたします。特に、受給できる可能性のある年金について、丁寧にアドバイスし、申請サポートを行います。

投稿者プロフィール

但馬 彰
但馬 彰Ray社労士オフィス 代表 社会保険労務士
私には身体障害者手帳と療育手帳を持つ子どもがおり、障害者手帳を受け取った際の悩みや不安、孤独感を今でも鮮明に覚えています。
複雑な日本の社会保障制度の中でも、特に専門性を必要とするのが障害年金です。

この経験と社会保険労務士としての知識や経験を活かし、「同じ悩みを抱える方々の一筋の光となりたい」という強い想いのもと、Ray社労士オフィスを立ち上げました。

障害年金申請のサポートはもちろん、皆様の言葉に耳を傾け、心配事や将来の不安を解消し、安心して暮らせる明日を築くお手伝いをいたします。どうぞお気軽にご相談ください。
ご相談のご予約
070-9015-5632

受付時間:平日9:30~16:30
(20時~22時は電話・メール・
オンライン対応が可能)